スロットがやめられない!ギャンブル依存症を克服するには?
僕は大学2年の時、スロットによるギャンブル依存症になった。
「モンスターハンターの新台が出たから打ちに行こうぜ」
と友人から誘われたのがきっかけだった。
僕の家計は全くギャンブルする人がおらず、
まとも?な環境で育った僕にとってはパチスロのようなギャンブル業界に全く興味がなかった。
だから、友人にパチスロ打とうぜ!とか誘われても毎回断っていた。
でも、モンスターハンターだけは別だった。
僕は中学生時代にPSPのモンハンを何百時間もプレイしていただけに、
モンハンの大ファンだった。
だから魔が差した。
いつもなら断るのに、
その時だけは「まあ遊びだと思ってスロットを打ってみるか」と普段の考えとは真逆の回答を友人にした。
あわよくばお金が増えればラッキー♪という淡い期待を抱いたのも事実だ。
そして、数日後、友人とパチ屋で待ち合わせて、
モンハンのスロットをを打った。
人生で初めてギャンブルであるパチスロを打ってしまったのだ。
ギャンブルに手を染めてしまったのだ。
そして、この出来事をきっかけに、
僕は吸い込まれるように負けても負けても繰り返しスロットを打ちまくるというギャンブルの悪循環にのめり込まれ、ギャンブル依存症になってしまった。
しかし、その地獄の期間はたった1ヶ月だけのことだった。
確かに、この1か月間は暗闇をさまよっている状態だったので、
毎朝目が覚めてもずっとパチスロのことを考えるくらい、腐ったメンタル状態だった。
まさに寝ても覚めてもスロットのことばかり考えていた。
でも、僕は抜け出したのだ、ギャンブル依存から。
もしかしたら、この文章を読んであるあなたは、
ギャンブル依存症になっていて、過去の僕と同じような苦しい境遇に居てるかもしれない。
でも、安心してほしい。
僕はパチスロによってギャンブル依存症になってしまった。
でも、僕はその状態から抜け出す方法を知っている。
少なくとも、僕はギャンブル依存から抜け出すことができた。
もし、あなたにとって、
ギャンブル依存を抜け出したい!という思いがあるなら、
多少なりとも参考になることがあると思う。
今回はそんな僕のギャンブル依存を抜け出した時の話をしていこうと思う。
人生初のスロットを体験。そしてギャンブル依存症へ
僕は人生で初めてスロットを打った。
台は初代モンスターハンターだ。
2012年、大学2年生の4月のことだった。
ギャンブルには興味のない僕だったが、お金が増えるかもしれない、というワクワク感は新鮮なものだった。
パチ屋に居てる人らはみんなヤクザじゃないのか?みたいな恐怖感は全然なかった。
むしろ未知なる世界に飛び込むことに楽しみを感じていたくらいだ。
友達より先にパチ屋に到着した僕は、
店内をうろうろしながら、友人の到着を待った。
モンハンの台は20台設置されていたが、
新台導入されて間もなかったので、ほぼ満席だった。
さすがに一人で打ち始めるほどの自信はなかった。
打っている客たち全員がスロット上級者のように見えた。
何食わぬ顔で手慣れたようにスロットを打っているのだ。
初心者の俺がこの場に居てもいいのだろうかと少し不安にも思えた。
早く友人が到着してほしいと思った。
なにせ僕はスロット超初心者。
台が空いていれば自由に座っていいこともわからなかったし、
お金をどこに入れればいいのかすらもわからないし、
「目押し」という言葉すらも知らない。超初心者だ。
何もかもが未知の世界。
友人の到着を待つこと10分ほど、
ついに友人がパチ屋に到着した。
モンハンは満席だったが、
10分ほど待っていると2台空いたので、友人と打ち始めることにした。
そしていざ打ってみたが、その結果は、、、
1万円負け!!!
この1万円の敗北が僕をパチスロ廃人へと化した。
たかだか遊び代1万円を失っただけのはずだった。
1万円を使ってモンハンを楽しんだんだからもう満足だ、
そう考えれば万事OKのはずだった。
しかし僕の感情はそう易々とは静まらなかった。
1万円負けた後は素直に家に帰ったが、
ふつふつと怒りが込み上げてきたのだ。
1日中汗水流してバイトで稼いだお金が、
レバーを叩いてボタンを押すだけのスロットマシンにたった1時間ほどで吸い取られたのだ。
絶対に1万円を取り返してやる!
僕は怒った。
それに対して僕の隣で打っていた友人は、
8万円勝っていた。
この差はいったい何なんだ?
僕はスロットで勝ちたい、負けたお金を取り返したい思いを駆け巡って
次の日もパチ屋に通った。
「負けた金を取り返したい」と今度は僕の方から友人を誘った。
しかし、取り返すことはできなかった。
むしろ負け金額は膨れ上がった。
その日からたった1か月間にして、
僕はパチスロ廃人、つまりギャンブル依存症になってしまったのだ。
来る日も来る日もスロットに明け暮れた。
しっかりと学校は通うものの、放課後はずっとスロットを打った。
財布のお金が無くなればATMに直行した。
勤めていたバイトもサボらなかったものの、スロットが当たっていれば何度も遅刻しそうになった。
僕はいつの間にか、完全にギャンブル依存症になってしまったのだ。
結局、僕はその1か月間にして、
バイトの1ヶ月分の給料である8万円のお金をパチ屋に吸収されてしまったのだ。
たった8万円のマイナスで済んだんならよかったんじゃね?
とあなたは思うかもしれない。
たしかにこの事実は不幸中の幸いだった。
でも、この1か月間はもがき苦しんだ。
辛いものだった。
後先の人生をどん底に落とすスイッチを押してしまったような気がした。
しかし、この時期にもがき苦しみ、試行錯誤した期間は、
のちにわかるが、実は僕にとって大切なプロセスだった。
どうにかしてスロットで勝ちたい
スロットで何万円も負けていると時給900円のバイトなんて全くヤル気が起きなかった。
だって午前中に2万円負けた後、
そのあと17時から夜までバイトしてもせいぜい5000円程度しか稼げない。
5~6時間もまじめに働いても、
その日のトータル収支はスロットでのマイナス2万円と、
バイト代でプラス5000円して、
マイナス15000円だ。
5~6時間マジメに汗水流して働いても、
マイナス15000円だ。
バイトなんてやってられない。
バイトなんてせずに、スロットで勝てればどれだけ効率よく稼げるんだろう、と思えてきた。
こう見えても、僕は理工学部の数学科に所属していたので、
どうにかしてスロットで勝てる方法はないのか?と模索した。
グーグルで「スロット 勝ち方」と検索した。
他にもいろいろとネットを使って調べてみたりもした。
足しげくパチ屋にも通った。
すると見えてきたのだ。
スロットでの勝ち方が。
「昼頃に当たっている台を夜に打てば勝てる!」
僕が見つけた最初の必勝法だった。
昼に当たっている台番号をメモして、
夜にその台が空いていれば、その台を打つのだ。
昼に当たっている台は夜にも当たっている傾向がある。
真っ当な戦略だと思えた。
そして、いざ実践してみると、マジで勝てた。
フリーズのラージャンボーナスを引けたのだ。
この時はマジで感動した。
その後もどんどん勝ち続けた。
トータル収支がマイナス8万円だったのに、
一気に巻き返してプラマイ0まで持っていくことができたのだ。
でも、それはただのビギナーズラックだった。
プラマイ0まで挽回できたのはよかったけど、
その後があれよあれよと負けてしまい、一気にマイナス8万円まで逆戻りしてしまったのだ。
おいおい、ぜんぜん勝てねーぞ。。。どうなってるんだ。。。
必死で模索して編み出した唯一の戦略「昼に当たっている台を夜に打つ打法」が全く通用しなくなった。
僕は焦った。
さらに踏み込んで必勝法を模索するのは気が引けた。
冷静に考えれば、スロットなんてお店側が儲かるに決まっている。
そういうビジネスを運営しているのだ。
僕たち消費者側が勝てるわけなんてない。
必勝法があるなら、みんなそれをやっているはずだ。
誰でも勝てるような必勝法なんて見つからないのが当たり前だと思えた。
他に手がなかった。
万策尽きた思いだった。
ギャンブル依存症を抜け出すきっかけ
バイト先にスロットに詳しい先輩がいた。
といっても、ただのギャンブル中毒者である。
そして、彼はパチスロ愛好家でもある。
でも、この先輩が僕の人生を変えた。
彼は原チャでパチ屋に向かう途中に、
車と衝突事故を起こしても、骨が折れたことに気付かずそのままパチ屋に向かったという、
バイト内では伝説のスロッターだ。
会うたびに、
「昨日は10万勝った^^」
「さっき12万負けてもうた。。。」
といった会話が日々行われるので、
その資金は一体どこから湧いてくるんだと友人たちからは不思議に思われ、闇に包まれたような存在でもあった。
しかし、仕事内での人間関係は非常に良好で、
周囲からも彼の教え方はわかりやすくて親近感がある、と信頼されてもいた。
つまり、仕事はすごくできる優秀な人、
でもプライベートはギャンブルだらけのダメ人間、という感じだった。
着ている私服も、Tシャツの首元はヨッレヨレで穴が開いているし、
仕事のユニフォームについても洗わずに原チャのカゴに1ヶ月以上放置するという、男の香りを放っていた。
でも、スロットの知識に関しては、
彼より右に出る人はいなかった。
先輩は近頃、スロットの勝ち方を見つけたらしかった。
長年かけて編み出したノウハウを使って、
なんと月に50万円勝つという、偉業を達していた。
50万円!!!???
嘘だろ。。。
じゃあなんで時給900円程度のバイトなんかやってんだ?と突っ込みたくなったが、
本当につい最近勝ち始めることができたらしい。
つまり出来立てほやほやのスロット必勝ノウハウだったとのこと。
そんな先輩は、僕が最近スロットにハマりこんでいるところを見ていた。
スロットにハマる前の正常な状態の僕を知りつつ、
かつスロットに飲み込まれている僕の落ち度を比べると、
僕をこのまま僕を野放しにしていたらヤバいと思ったらしく、
先輩が僕にその必勝法を教えてくれた。
それに、
僕が「昼に当たっている台を夜に打てば勝てる」という打法を編み出した時、
この戦略は結局不発だったが、
先輩からすると、自分と似たスロットで勝とうと熱意を燃やす同志として、僕のことを見てくれていたようだった。
その甲斐あってか、
先輩は僕にスロット必勝法を教えてくれたのだった。
その必勝法とは、
「天井狙い」だった。
僕は先輩直伝の天井狙いを駆使して、
初月からいきなり5万円勝てた。
さらにその翌月には10万円勝つことができ、
トータル収支もプラスに持っていくことができた。
その後も収支は右肩上がりとなり、
安定して月収20万、最高月収50万円稼ぐこともできた。
天井狙いの説明については、長くなるので、
次の記事で紹介しているので、興味があれば見てみてほしい。
⇒ 【長文まとめ記事】スロットで稼ぐベストな方法は天井狙いで、その天井狙い初実践でスロット初心者がいきなり23000円勝った時の稼働日記
あなたがギャンブル依存症を克服するには?
僕はバイト先の先輩からスロットの勝ち方を教わった。
いや、先輩が教えてくれた。
そのノウハウを聞いて、僕は燃えた。
「これなら絶対に勝てる!」と思えた。
やってやると思った。
そして本当に勝てた。
すると、いつの間にかギャンブル依存症からも脱していた。
なんでだろう?
あまり腑に落ちない気がする。
でも、
今となってもいまだにスロットを遊び打ちすることはないし、
勝てないと分かっている台に座るような愚行は絶対にしない。
稼げないのは目に見えているから打つ気が起こらないのだ。
お金をドブに捨てるようなものだから、むしろその台を打つことに罪悪感を抱くほどだ。
でも、ギャンブル依存症を克服したことは事実だ。
あの悪夢のような1か月間は紛れもない事実であり、
僕は確実にギャンブル依存症だった。
僕の経験から言えることはこうだ。
もしあなたがギャンブル依存症を克服したいなら、
まずはあなたの気持ちを理解してくれる仲間を見つけることだ。
特にあなたと同じようにギャンブル依存症になったことのある人たちがいい。
ギャンブル依存症の辛さやその気持ちを理解できるのは、
同じような境遇の持ち主、
つまり、ギャンブル依存症になったことのある人だけだ。
ちなみに、僕の恩人である先輩も完全なギャンブル依存症出身だ。
そしてプラスアルファで、スロットに関して詳しい知識を持っていて、
正確なアドバイスをくれる人を探すようにすべきだ。
もしあなたが競馬や競艇でギャンブル依存症になっているなら、
その道の詳しい人にアプローチするのがいいだろう。
その人たちは、あなたがギャンブル依存症から脱却できる方法を正確にアドバイスできるだろう。
あくまで僕の経験論にはなってしまうのだが、
バイト先で出会った先輩は本当にスロットに詳しかった。
導入されているすべての台の知識を網羅していた。
だから必勝法を自分で編み出すことにも成功したんだと思うし、
知識や経験が豊富だからこそ、
困っている人たちを救える方法がわかるんだと思う。
先輩が僕に手を差し伸べてくれたのも、これが理由だと思う。
ギャンブル依存症を抜け出すためには、
必勝法を見つければいいというわけではないが、
必勝を見つけて勝つことができれば、おのずとギャンブル依存症を克服していた、
というのが僕の経験論だ。
だから、僕がアドバイスできることとしては、
ギャンブル依存出身者であり、その業界(例えばスロットや競馬など)に詳しい人にアプローチすること、
そして、その人に認めてもらえるように多少の努力をすることだ。
以上、僕の経験談です。
少しでもあなたの参考になったのであれば幸いです。